2009年度 学生のための組織・全国規模の組織


2009年度

学生のための組織・全国規模の組織

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  • 青桐会第30代会長(青桐会顧問)
  • 町田 勝


 父兄会から青桐会に名称変更されてから5年目の1年間、会長として青桐会全体の運営を担当させてもらいました。就任する前の2年間、監事・副会長を経験させていただいたお陰様で、青桐会の全体も漠然とですが理解出来ていた状態での会長就任でした。
 主な取り組みは、父兄会の創設の理念である学生のための組織・全国規模の組織を改めて認識し充実させることでした。具体的には、①冗費(無駄な費用)の削減と経費(必要な費用)の確保による学生活動助成費の倍増、支部充実のための予算措置、②青桐会の規則類(会則・細則・内規)の法体系化、予算と予算関連規則の連動、③青桐会事業の副会長中心の運営で、支部担当を伊東副会長に、行事担当を白幡副会長に、総務担当を茂木副会長(31代会長)にお願いし、予算執行についても中心的な役割を担ってもらいました。皆さん能力と経験がありましたので、ご苦労されながらも創意工夫により対応していただきました。
 次に、青桐会本部役員の3年間で印象に残ったことが2つあります。1つ目が監事の時、決算の監査をする中で疑問に感じたことで、青桐会が地方税の課税団体になっていたことの見直しでした。直ぐに都税事務所と都庁の担当局を訪問し、青桐会の収入実態が会費中心で事業収入による利益が無いことを説明しました。後日、法令の解釈の変更で青桐会が非課税団体に決定したとの通知が来ました。
 2つ目が副会長後半から会長就任後までの半年以上の時間と労力を必要としたことで、ある支部の支部費全額が使途不明になり、支部の機能が停止してしまったことの解決でした。元支部長にも参加いただきながら調査を実施し、支部費全額を取り戻し新しい支部長の選出を行い軌道に乗せることが出来ました。
 最後に、学生の体育・文化活動の応援を通して、青春を謳歌している学生から活力あるエネルギーを貰えることに、半世紀以上の人生を生き抜いてきた者として感謝します。

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