会長挨拶


会長挨拶(元会長含)

青桐会創設50周年を迎えて

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  • 大東文化大学青桐会会長
  • 杉浦 俊幸


 大東文化大学青桐会が創設50周年を迎えるにあたり会の一人として、また、記念する年度の会長として大変嬉しく思うと同時に、50年という長きに渡り、青桐会の素晴らしい歴史を築き上げて来られました多くの会員の皆様、諸先輩、本部役員の方々、理事長、学長をはじめとする大学関係者の方々には心から感謝と敬意を表す次第です。
 これまでの歴史を振り返ってみますと、昭和36年に父兄会が発足され平成17年に青桐会に名称が変更されました。この間、当時の会員からの募金で大東文化会館と嬬恋セミナーハウスの建設を事業として成し遂げられましたことは、偉大な業績としてこれからも語り継がれることと思います。私たち現役の青桐会も、常に大東文化会館を利用していますが、過去にこの事業を推進され実現された諸先輩方に改めて敬意と感謝をいたします。
 青桐会が創設して以来、今では47都道府県に支部が出来、毎年7月から8月にかけてそれぞれの支部で支部総会が開催されています。学長をはじめ、多くの教職員の先生方、青桐会本部役員が手分けして支部総会に参加し、その中で出ましたご意見、ご要望を青桐会本部で集約し、後日、大学側との意見交換会の中で、問題を提起し、有意義で充実した学生生活を送れるように支援しています。
 さて、本年3月に発生いたしました東日本大震災により多くの青桐会関係者が被災され、青桐会として被災されました会員の方々にお見舞い金をお送りすることができました。被災されました皆様に心からお見舞いを申し上げますと共に、早い時期での復旧、復興をお祈り申し上げます。
 リーマン・ショック以降まだまだ厳しい社会情勢の中、多くの学生が就職活動に苦戦しています。人生の中で大東文化大学に在籍したわずかな時間ではありますが、人として大切な知恵を身につけられ、社会に出て活躍されますことを、私も微力ながら力添え出来れば幸いです。また、陸上競技部やラグビー部などの体育連合会、文化団体連合会に所属する団体に支援、応援していき、更なる大東文化大学の名声を高めていただけることを願っています。
 終わりに、大東文化大学の今後の発展と、青桐会の益々の発展を祈念すると共に、大学関係者、大学同窓会、青桐OB会の方々並びに青桐会会員の皆様方のご協力とご指導を心よりお願い申し上げまして挨拶といたします。

50周年を迎えたこの1年に思うこと

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  • 青桐会創設50周年記念
  • 事業実行委員長 (青桐会第29代会長)
  • 中川 義男


 青桐会創設50周年を迎えるのに当たり、多くの方々からお祝いのお言葉を賜り、心から感謝を申し上げます。
 昭和36年に産声を上げました青桐会が本年で50歳を迎えることになりました。
 これも偏に、歴代の会長はもとより、諸先輩方の青桐会に対する情熱とご努力の結晶であるとともに、学園の理事長、大学の学長をはじめとする教職員のお力添えの賜物と、心から敬意を表する次第であります。
 青桐会の活動の担い手は、時代の流れに沿って、次から次へとバトンが受け継がれていきますが、活動の目的は常に同じであります。
 今後も、大東文化大学に学ぶ学生たちが、心身共に健全で意義のある学生生活を送り、その将来に希望と幸福をもてるよう、一層の支援をしていかなくてはなりません。
 本部役員におかれては、何かと多忙かと思いますが、時代に即した事業の企画立案に努められ、学生たちのために、もうひと踏ん張りされるよう、よろしくお願いいたします。
 さて、本年3月には未曽有の大震災が発生し、青桐会関係者におかれましても、多くの方々が被災されました。心からお見舞いを申し上げるとともに、一刻も早い復旧、復興をお祈りいたします。
 このような状況の中において、これから大学ラグビーや大学駅伝のシーズンが到来します。本学は、近年低迷気味でありますが、今年は是非とも発奮していただき、私たちに感動を与えてほしいと思っております。
 東北地方には、現役学生の故郷があり、被災された保護者の方々や卒業生が復旧に向け汗を流されております。試合で頑張っている姿を東北に向け発信され、被災者を勇気づけていただきたく願っております。そして、私たちもできる限りの応援をしてまいります。
 終わりに、青桐会が今後60周年、70周年に向け、益々発展されますよう祈念いたしまして、ご挨拶といたします。

青桐会の50周年に寄せて

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  • 青桐会第31代
  • 会長(青桐会相談役)
  • 茂木 龍彦



 大東文化大学青桐会が創設50周年を迎えられますことをたいへん嬉しく思います。また、今日に至るまで営々と歴史を積み重ねてこられました数多くの諸先輩方の労に大いなる感謝を申し上げます。
 私が会長の任を拝命した平成22年度という年度は、実に多くの事柄が勃発し、青桐会50年の歴史の中においても際立つ年となりました。その一端を年次の近況として記させていただきます。
 はじめに、学長が任期途中にして辞任するという大変なハプニングがありました。事の仔細は割愛しますが、大学のブランド力の高まりを感じていた矢先であっただけにとても残念なことでした。
 次に、43年間にわたって繋いできたグリーンのタスキが途絶えるという事。“箱根駅伝に出場ならず”という、想定外のことが起きてしまいました。これには実に多くの青桐会の先輩諸氏からも、残念である旨のお言葉を頂戴しました。学生応援を中心としている私どもにとっては大変にショッキングな出来事でしたし、大東大のタスキが見られない寂しい正月となってしまいました。
 続いて、あってはならない事ですが、平成22年12月に学部長の“不正経理問題”という不祥事が発覚しました。この件では、学生の就職活動の中で企業の圧迫面接の題材にされるケース、文科省の補助金削減等、多大な影響を受ける結果となりました。
 最後は、年度末の3月11日に未曾有の大震災が発生しました。被害の状況は周知の通りでありますし、自然災害に対して抗う余地もありません。青桐会としては、大学に子供らを通わせる保護者の身としての苦衷を察したときに、少しでも復旧・復興の力添えをしようと奔走いたしました。青桐会の全国都道府県支部からも多数のお見舞いと激励をいただき、被災の激しかった地域を中心として、その思いをお届けすることができました。また、年度を跨いだ対応とはなりましたが、震災が為に就学が困難になってはいけないという思いから、大学の方にも就学援助の資金を寄付させていただきました。
 こうして今、平成22年度を振り返ってみますと、例年には無い“負”の事柄が目立つ年度ではありましたが、青桐会の基本とするところの学生支援、保護者相互のコミュニケーションなどは例年にも増して団結して頑張ることができた年でもありました。
 悪いことが不思議といくつも重なった時を思うに、「大悪起これば大善来る」という古人の言葉が思い出されます。本年50周年を迎えた青桐会が、更なる発展(大善)を期していく上での、その因となった年度ではなかったかと思います。
 さらなる青桐会の無窮の発展をご祈念申し上げます。

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